日本新聞: 那覇空港に緊急着陸のJAL機エンジン破損に加え胴体などにも傷

那覇なは空港くうこうに緊急きんきゅう着陸ちゃくりくのJAL機きエンジン破損はそんに加くわえ胴体どうたいなどにも傷きず

Dec 5, 2020 18:12

Furigana

4日にち、日本にっぽん航空こうくうの旅客機りょかくきが那覇空港なはくうこうに緊急きんきゅう着陸ちゃくりくしたトラブルについて、5日にちから国くにの運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいによる現地げんちでの調査ちょうさが始はじまり、すでに判明はんめいしているエンジンの破損はそんのほか、新あらたに胴体どうたいなどにも傷きずがあることが分わかったということです。調査ちょうさは6日にち以降いこうも続つづけられます。4日にち正午しょうごすぎ、那覇なは空港くうこうから羽田はた空港くうこうに向むかっていた日本にっぽん航空こうくうの904便びんでエンジントラブルが発生はっせいしたため、那覇なは空港くうこうに引き返ひきかえし緊急きんきゅう着陸ちゃくりくしました。

このトラブルで乗客じょうきゃくと乗員じょういん189人にんにけがはありませんでしたが、国くにの運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいは事故じこにつながりかねない「重大じゅうだいインシデント」として5日にち、航空こうくう事故じこ調査ちょうさ官かん3人にんを現地げんちに派遣はけんして調査ちょうさを始はじめました。

5日にちの調査ちょうさのあと、日下くさか順じゅん詞ことば航空こうくう事故じこ調査ちょうさ官かんが報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに応おうじました。

それによりますと、左側ひだりがわのエンジンのうち機体きたいの推進すいしん力りょくを生み出うみだす「ファンブレード」と呼よばれる羽根はねの一部いちぶの破断はだんと羽根はねを覆おおうケースの損傷そんしょうに加くわえ、胴体どうたい部分ぶぶんの左側ひだりがわにひっかいたような傷きずと、左ひだりの水平すいへい尾翼びよくに何なにかがぶつかったような傷きずがあることが新あらたに分わかったということです。