アメリカで、
高校生らが
滞在していた
別荘に
真夜中、クマが
侵入しました。
高校生らは
保安官が
駆けつけるまで、クマが
部屋に
入るのを
必死になって
防いだということで、
別荘内の
様子をとらえた
監視カメラの
映像が
話題を
呼んでいます。
映像が
撮影されたのは、15
歳の
高校生と
その家族や
友人が
滞在していた
アメリカ西部カリフォルニア
州の
別荘です。
今月17日未明、クマが鍵がかかっていなかったガレージから侵入したということで、監視カメラの映像には、クマが大きな音を立てながら1階のリビングにある冷蔵庫をあさったあと、室内を移動する様子や、冷蔵庫のブザーが鳴り響く中、ソファーの前で寝転ぶ様子がうつっています。
地元メディアによりますと、当時、15歳の男子高校生が1階の寝室で友人と一緒にテレビを見ていて、リビングから聞こえてくる大きな物音に気付いて部屋の外をのぞくと、クマと目が合ったということです。
すると、クマは寝室のドアを開けようとしたということで、高校生は友人と必死にドアを押さえながら警察に通報したということです。
駆けつけた保安官は、別荘の中を懐中電灯で照らしてクマの存在を確認したあと、リビングのドアを開けてクマを逃がしました。そして、保安官が「部屋から出ても大丈夫だ」と促すと、高校生たちはほっとした様子で出てきたということで、十数分間、ドアを隔ててクマと対じした恐怖の瞬間をとらえた映像が話題を呼んでいます。