일본어 뉴스: オジロワシ小型風力発電所の風車に衝突貴重な鳥へ対策を

オジロワシ小型こがた風力ふうりょく発電はつでん所しょの風車かざぐるまに衝突しょうとつ貴重きちょうな鳥とりへ対策たいさくを

Aug 26, 2019 11:08

Furigana

北海道ほっかいどうの小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょで、絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅのオジロワシが回転かいてんする風車かざぐるまに衝突しょうとつする瞬間しゅんかんが撮影さつえいされました。小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょの建設けんせつ計画けいかくは全国ぜんこくに7000か所かしょ以上いじょうで認定にんていされるなど、今後こんご大幅おおはばに増ふえることが予想よそうされ、専門せんもん家かは貴重きちょうな鳥とりへの影響えいきょうを評価ひょうかすべきだと指摘してきしています。風力ふうりょく発電はつでん所しょの回転かいてんする風車かざぐるまに鳥とりが衝突しょうとつするバードストライクは、出力しゅつりょくが１いち万まんキロワット以上いじょうの規模きぼの大おおきな風力ふうりょく発電はつでん所しょでは環境かんきょうアセスメントの中なかで影響えいきょうの評価ひょうかが求もとめられていますが、それよりも小ちいさい風力ふうりょく発電はつでん所しょでは義務ぎむづけられていません。

徳島とくしま大学だいがくの研究けんきゅうグループは、北海道ほっかいどう苫前とままえ町まちにある出力しゅつりょくが20キロワットより小ちいさい小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょで調査ちょうさしたところ、絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅのオジロワシが回転かいてんする風車かざぐるまに衝突しょうとつする瞬間しゅんかんが撮影さつえいされました。

オジロワシは右側みぎがわの翼つばさの骨ほねが砕くだけ、道内どうないの施設しせつで保護ほごされたということです。

小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょの建設けんせつ計画けいかくは全国ぜんこくでおよそ7500件けん認定にんていされるなど、今後こんご大幅おおはばに増加ぞうかすることが予想よそうされ、グループではワシやタカなどの貴重きちょうな鳥とりへの影響えいきょうを評価ひょうかすべきだとしています。

調査ちょうさを行おこなった徳島とくしま大学だいがくの河口かわぐち洋一よういち准じゅん教授きょうじゅは「小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょでのバードストライクはあると思おもわれていたが実態じったいはよく分わかっておらず、評価ひょうかや対策たいさくを考かんがえることが必要ひつようだ」と話はなしています。

バードストライクと環境かんきょうアセスメント

風力ふうりょく発電はつでん所しょでのバードストライクは、比較的ひかくてき大おおきな風力ふうりょく発電はつでん所しょの建設けんせつが進すすむ中なか、2010年ねんごろから問題もんだいとなりました。

大おおきな風力ふうりょく発電はつでん所しょでは、高たかさが数すう十じゅうメートルから100メートル前後ぜんごの風車かざぐるまが使つかわれることが多おおく、タカやカモメなどが被害ひがいに遭あうケースが相次あいついだため、環境省かんきょうしょうなどは必要ひつように応おうじて、建設けんせつ時じの環境かんきょうアセスメントでバードストライクの調査ちょうさを求もとめるようになったほか、運転うんてんを開始かいししたあとも調査ちょうさを行おこなうよう求もとめてきました。

その後そのご、2015年ねんごろから出力しゅつりょくが20キロワットより小ちいさい小型こがたの風力ふうりょく発電はつでん所しょの建設けんせつ計画けいかくが増ふえましたが、出力しゅつりょくが１いち万まんキロワットを下回したまわる風力ふうりょく発電はつでん所しょは、環境かんきょうアセスメントの対象たいしょうではありません。