韓国のホン・ナムギ(
洪楠基)
副首相は、ロシア
極東で
行われたロシア
側との
会合で
演説し「
いくら経済的に
強い国であっても
周辺国との
連携が
弱くなれば
孤立して
疎外され、
結局は
衰退の
道を
免れることができない」
などと
述べ、
韓国への
輸出管理を
強化している
日本政府を
改めて非難しました。
韓国政府で
企画財政相を
兼務するホン・ナムギ
副首相は、
5日、ロシア
極東のウラジオストクで
開催されている
東方経済フォーラムに
合わせて
行われた、ロシアの
政府や
企業の
関係者との
会合で
演説しました。
この中でホン副首相は「いくら経済的に強い国であっても、周辺国との連携が弱くなれば、孤立して疎外され、結局は衰退の道を免れることができないという事実をわれわれはよく知っている」と述べました。
そのうえで「6月に日本で開催されたG20サミットの宣言文でも、自由かつ公正で差別のない貿易環境の実現が強調された」として、輸出管理の優遇対象国から韓国を除外するなどした日本政府を改めて非難しました。
日韓両国の間では、韓国が輸出管理の優遇対象国から日本を除外する方針を示していることについて、経済産業省が、3日、韓国政府に対し「根拠のない恣意(しい)的な報復措置だと考えざるをえない」として、日本を除外する理由を説明するよう求めましたが、この点についてホン副首相は言及しませんでした。