本館の
建て替えを
進めてきた
東京の
老舗ホテル「ホテルオークラ
東京」は、
名称を
変えて
2つの
タワーに
生まれ変わり、12
日オープンしました。
東京・
港区の
老舗ホテル「ホテルオークラ
東京」は、
本館の
建て替え
工事が
終わり、
地上41
階建てと17
階建ての
2つの
タワーに
生まれ変わりました。
これに合わせてホテルの名称を「The OkuraTokyo」に改め、12日オープンしました。
記念のセレモニーでは、東京都の小池知事らがテープカットをしてオープンを祝ったあと、最初の客として高円宮妃の久子さまが迎えられました。
旧本館の象徴で、日本の伝統美だとして海外からも評価の高かったロビーは、古墳時代の飾り玉をモチーフにしたつり下げ式の照明などがほぼそのまま復元されています。
客室は508部屋あり、2人部屋の宿泊料は1泊7万円からとなっています。
一方、1泊70万円のスイートルームはおよそ200平方メートルの広さがあり、広々としたガラス窓から都内を一望することができます。
このほか海外の要人などに対応するため、1泊300万円の最高級のスイートルームも用意されています。
57年前、前回の東京オリンピックの前に開業した「ホテルオークラ東京」は、装いと名称を新たにし、来年のオリンピック・パラリンピックで海外からも多くの客を迎えることになります。