携帯電話などを
使用しながら
車を
運転する「ながら
運転」について、ことし12
月から
反則金や
違反点数が
現在の
およそ3倍に
引き上げられることになりました。
運転中に
スマートフォンで
ゲームをしたりメールを
見たりして
死亡事故を
起こすケースが
相次いだことから、ことし
5月道路交通法が
改正され、
警察庁は
具体的な
罰則について
検討を
進めてきました。
13日の閣議で決まった施行令では、運転中に携帯電話で通話したりスマートフォンの画面を見たりする行為の反則金がことし12月から引き上げられ、普通車の場合これまでの6000円から3倍の1万8000円になります。
また、交通違反の点数についても「ながら運転」の場合、これまでの1点から3点に、「ながら運転」によって事故を起こすなどした場合、これまでの2点から6点に引き上げられます。
さらに「ながら運転」で事故を起こすなどした場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性もあります。
警察庁によりますと、運転中に携帯電話などを使用していて事故を起こすケースは去年1年間に2790件と6年前の2013年と比べておよそ1.4倍に増えていて全国の警察で取締りを強化しています。