千葉県野田市で
小学4年生の
女の子が
自宅で
死亡し、
両親が
逮捕された
事件で、
当時、
母親が
女の子について「
言いつけを
守らない」
などと
無料通信アプリ「LINE」で
夫に
メッセージを
送っていたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は、こうした
告げ口で
虐待がエスカレートした
可能性もあるとみて
調べています。
先月、
千葉県野田市の
小学4年生、
栗原心愛さん(10)が
自宅の
浴室で
死亡しているのが
見つかった
事件では、
冷水の
シャワーを
かけるなどしたとして
父親の
勇一郎容疑者(41)と
母親のなぎさ
容疑者(32)が
傷害の
疑いで
逮捕されました。
このうち、なぎさ容疑者は去年の末から先月初めごろにかけても夫による暴行を止めなかったなどとして再逮捕され、27日、検察庁に身柄を送られました。
捜査関係者によりますと、逮捕された両親は心愛さんが亡くなるまでの1か月近く、自宅から出ないようにしたうえで、日常的に虐待していたと見られています。
さらにその後の調べで、当時、なぎさ容疑者が心愛さんについて「言いつけを守らない」などと、外出中の勇一郎容疑者にLINEでメッセージを送っていたことが分かったということです。
警察は、こうした告げ口で虐待がエスカレートした可能性もあるとみてさらに調べています。