催眠作用の
ある薬を
酒に
混ぜて
女性を
こん睡させ、
性的な
暴行をしたとして
医師2人が
逮捕された
事件で、
女性は
酒を
飲まされてすぐに
意識がもうろうとなっていたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
警視庁は
薬を
酒に
混ぜると
催眠作用が
増すことが
あると
認識していたとみて
調べています。
東京 品川区の
昭和大学病院の
内科医 金古政隆容疑者(28)と
研修医の
大林久晃容疑者(26)は
先月、
都内のカラオケ
店で
催眠作用の
ある薬を
酒に
混ぜて20
代の
女性を
こん睡させ、
性的な
暴行をしたとして
逮捕され28
日、
検察庁に
送られました。
女性は「気が付いた時にはわいせつな行為をされていた」と説明していますが、その後の調べで女性は薬を混ぜた酒を飲まされたあと、すぐに意識がもうろうとなっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
日本薬剤師会によりますと、薬の種類や酒の量などによって程度は違うものの、催眠作用のある薬を酒に混ぜて飲むと催眠作用が増すことがあるということです。
警視庁は医師である2人がこうした作用を認識していた疑いがあるとみて、薬の入手経路などを調べています。
調べに対し、「薬は飲ませていない」と供述しているということです。