9日夜、
千葉県木更津市の
マンションで、
市議会議員の
男性が
血だらけで
倒れているのが
見つかり、
1時間後に
死亡が
確認されました。
男性の
胸などには
刃物で
刺されたあとが
複数あるということで、
警察は
殺人事件とみて
捜査しています。
9日午後9時前、
木更津市中央2丁目の
マンションの
一室で、
この部屋に
住む男性が
血だらけで
倒れているのを
妻が
見つけ、
警察に
通報がありました。
男性は意識不明の状態で病院に運ばれましたが、1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは木更津市議会議員の石川哲久さん(71)だということです。
これまでの調べによりますと、石川さんは妻とこの部屋に2人で暮らしていて、妻が外出先から帰宅したところ、石川さんが玄関で倒れているのを見つけたということです。
石川さんの胸などには刃物で刺されたあとが複数あるということで、警察は殺人事件とみて捜査しています。
現場はJR木更津駅から西に400メートルほどにある住宅街の一角です。
石川哲久市議とは
木更津市議会のホームページなどによりますと、死亡した石川哲久さんは、旧建設省での勤務をへて、4年前、市議会議員に当選し、市議会では広報委員会の副委員長や建設経済常任委員会の委員を務めていました。
同じ会派の議員によりますと、石川さんは、現在開会中の3月定例議会には通常どおり出席していて、特に変わった様子は見られなかったということです。
マンションの住人「トラブルは聞いたことがない」
現場のマンションに住む70代の男性は「きのうの午後9時前ぐらいに外の様子を見ると、パトカーなどの緊急車両が集まっていました。そのときは近くで火事でもあったかと思っていましたが、けさになってテレビで知り、驚きました。トラブルがあったかなどの話は聞いたことがありません」と話していました。