若い世代の
顧客が
多いインターネット
証券の
大手各社で、
少額投資非課税制度=NISAの
口座開設が
増えています。
先月の
申し込みが
前の
月の
2倍になった
会社もあり
若い世代が
資産形成に
関心をもったことがうかがえます。インターネット
証券は、
店舗を
構える証券会社に
比べると
若い世代の
顧客が
多いのが
特徴です。
ネット証券各社によりますと先月は、NISAと呼ばれる株式投資や投資信託で得た利益を非課税にする制度の口座を開く申し込みが増え、楽天証券では前の月のおよそ2倍、マネックス証券は1.5倍、SBI証券では1.2倍になりました。
また、自分で資金を積み立てて公的年金に上乗せして給付を受ける、個人型確定拠出年金=「iDeCo」の口座開設も先月は前の月の1.5倍程度から2倍に増えたということです。
先月は、老後に「2000万円が必要になる」などとした金融庁の審議会の報告書が注目を集め、投資セミナーに参加する人も増えました。ネット証券各社は、若い世代で、老後に備えた資産形成に急速に関心が高まったのではないかとみています。