滋賀県草津市に
ある「ビッグモーター」の
店舗の
前の
街路樹が
枯れていたことについて、
店の
担当者が
県の
聞き取り
に対し、「
本社からの
指示で
除草剤をまいていた」と
回答していたことが
県の
関係者への
取材でわかりました。
県は
今後、
詳しい状況を
調べることにしています。
滋賀県南部土木事務所によりますと、2023年5月、「ビッグモーター草津店」の前の県道沿いに街路樹として植えられていたくすのき6本が枯れていることが確認され、県は6月倒木などの危険があるとして枯れた街路樹を伐採したということです。
これについて3日前の7月28日、県が店舗に聞き取りを行ったところ、店の担当者が「定期的な清掃の際に、環境整備として、本社からの指示で除草剤をまいていた」などと回答していたことが県の関係者への取材で新たにわかりました。
「ビッグモーター」の店舗の前の街路樹が枯れている問題は各地で確認されていて、会社はホームページ上で「過去に複数の店舗で、清掃活動の際に使った除草剤などの影響で枯れた可能性が高い」とする謝罪のコメントを発表しています。
県は今後、
▽街路樹周辺の土壌調査を行うとともに、
▽除草剤をまいたとする状況の詳細を把握するため店舗への聞き取り
を改めて行う方針です。