自衛隊が
運営する
新型コロナウイルスワクチンの
大規模接種センターについて、
政府は、9
月下旬までとなっている
設置期間を
およそ2
か月延長する
ほか、
接種が
進んでいない10
代から30
代のための
接種枠を
新たに
設ける方向で
最終調整していることが
関係者への
取材で
分かりました。
自衛隊の大規模接種センターでは、モデルナのワクチンを使って全国の18歳以上を対象に接種が進められていて、政府は、当初の予定を延長し、9月25日ごろまで運営を継続することを決めています。
これについて政府は、ワクチン接種をさらに進める必要があるとして、センターの設置期間をおよそ2か月延長し、11月末までとする方向で最終調整していることが関係者への取材で分かりました。
合わせて、接種を受けたくてもなかなか機会がなく、接種が進んでいない10代から30代が優先的に接種を受けられる枠を新たに設ける方針です。
センターでは9月以降、2回目の接種だけが行われる予定だったため接種枠には空きがあり、この枠を若い世代のために活用したい考えで、9月下旬までの接種分として東京と大阪を合わせておよそ3万人分が確保できる見通しだということです。
政府は、2日にもこうした方針を決定し、10代から30代の接種については、東京の会場は、早ければ3日から予約を受け付けたうえで翌4日から接種を始め、大阪の会場は準備が整い次第、予約を受け付けたい考えです。