自民党の
総裁選挙は、
新たに
小泉農林水産大臣が
立候補の
意向を
固めました。
告示まで1週間余りとなる中、今週、立候補を正式に表明する記者会見が相次ぐ見通しです。
石破総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐり、小泉農林水産大臣は13日、地元の神奈川県横須賀市で地方議員や支援者らと会合を開きました。
この中で小泉大臣は、立候補に期待する声が相次いだことを受けて「この難局で1つでも政治を前に進める力になりたい。仲間とともに挑戦する気持ちを固めた」と応じ、総裁選挙に立候補する意向を固めたことを伝えました。
今週前半にも表明し、その後、記者会見で訴える政策や野党との連携のあり方などを説明する見通しです。
立候補を正式に表明している茂木前幹事長は13日、地元の栃木県内の花火大会や祭りの会場で訪れた人たちと交流しました。茂木氏は「国民が景気回復の実感を味わえるよう、きょうよりあすがよくなる地域や日本をつくっていく」と述べました。
小林元経済安全保障担当大臣は、地元の千葉県八千代市で後援会の会合を開き、立候補の意向を報告しました。小林氏は「強い経済をつくっていくための政策や外交・安全保障政策、それに若い力で自民党を引っ張っていく思いを伝えていきたい」と述べました。
立候補の意向を固めている高市前経済安全保障担当大臣と、林官房長官は、それぞれ、東京都内で訴える政策などの検討を進めました。
来週22日の告示まで1週間余りとなる中、今週、立候補を正式に表明する記者会見が相次ぐ見通しです。
一方、立憲民主党の本庄政務調査会長は13日、NHKの取材に対し「今の国民生活や経済の状況、国際情勢などを見ると政治空白は決して望ましくない。総裁選挙は自民党の問題で、政府としてやるべきことや国会での議論は切り離してできる。総裁選挙が言い訳にならないよう、しっかり求めていく」と述べました。