日本新聞: 脱炭素の燃料使用量 “世界で4倍以上に” 大阪で初の国際会議

脱炭素だつたんその燃料ねんりょう使用量しようりょう “世界せかいで4よん倍ばい以上いじょうに” 大阪おおさかで初はつの国際会議こくさいかいぎ

N2 Sep 15, 2025 12:09 6

Furigana 翻译

バイオ燃料ねんりょうや水素すいそをはじめ、脱だつ炭素たんそにつながる燃料ねんりょうの活用かつようを促うながす国際こくさい会議かいぎが大阪おおさかで初はじめて開ひらかれ、主催しゅさいする日本にっぽんとブラジルは、2035年にせんさんじゅうごねんまでに世界せかい全体ぜんたいでこれらの燃料ねんりょうの年間ねんかん使用しよう量りょうをこれまでの4倍よんばい以上いじょうに拡大かくだいさせていく目標もくひょうを示しめしました。

この「持続じぞく可能かのう燃料ねんりょう閣僚かくりょう会議かいぎ」は日本にっぽん・ブラジル両りょう政府せいふが初はじめて開ひらき、大阪おおさか市しの会場かいじょうにはヨーロッパやアジアなど30さんじゅうあまりの国くにや国際こくさい機関きかんが出席しゅっせきしました。

はじめに共同きょうどう議長ぎちょうを務つとめる武藤むとう経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんが「持続じぞく可能かのう燃料ねんりょうを普及ふきゅうさせていくために各国かっこくでの取とり組くみはもちろん、国際こくさい的てきな協力きょうりょくや官民かんみん連携れんけいが欠かかせない。

ぜひ、かったつな議論ぎろんをお願いおねがいしたい」と述のべました。

会議かいぎでは、バイオ燃料ねんりょうや水素すいそをはじめ脱だつ炭素たんそにつながる燃料ねんりょうの活用かつようを促うながすため、ハイブリッドエンジンなど自動車じどうしゃ分野ぶんやで利用りようを図はかることの重要じゅうよう性せいや各国かっこくが実情じつじょうに応おうじて普及ふきゅうを図はかっていくことを確認かくにんしました。

そのうえで会議かいぎを主催しゅさいする日本にっぽんとブラジルは、今いまから10年じゅうねん後ごの2035年にせんさんじゅうごねんまでに世界せかい全体ぜんたいでこれらの燃料ねんりょうの年間ねんかん使用しよう量りょうを去年きょねんの4倍よんばい以上いじょうに拡大かくだいさせ、化石かせき燃料ねんりょうの利用りようを抑おさえていく目標もくひょうを示しめしました。