ダルビッシュ投手は60試合の短縮日程だった今シーズン8勝をあげて日本選手初の最多勝に輝き、サイ・ヤング賞の投票でも2位に入るなどカブスのエースとして活躍しました。
カブスとは2018年から6年契約を結び契約期間はあと3年残っていますが、チーム再建のため年俸総額を抑制したいカブスと大型補強に乗り出したパドレスの間で今回、ダルビッシュ投手を中心に両チーム合わせて7人が動く大型トレードが成立しました。
ダルビッシュ投手は2017年のシーズン途中にもレンジャーズからトレードでドジャースに移籍していて、パドレスは大リーグで所属する4つ目の球団となります。
パドレスは、カリフォルニア州・サンディエゴが本拠地で今シーズンはナショナルリーグ西部地区で2位に入り14年ぶりにプレーオフに進出しました。
ダルビッシュ投手は29日に音声配信のアプリの中で「前日にパドレスがレイズのスネル投手を獲得したので、自分の移籍はもう無いなと思っていた。カブスが大好きなのでさみしい気持ちはあるが、チームは変わってもやることは同じなのでこれから調整をしっかり始めてケガのないように来年のキャンプを迎えたい」と話しました。