障害の
ある子どもたちを
預かる「
放課後等デイサービス」の
大阪 吹田市の
施設で、
利用者の10
代の
子どもに
頭突きをしたり
蹴ったりする
暴行を
加えたとして
施設を
運営する
法人の
代表ら3
人が
逮捕されました。
逮捕されたのは大阪 吹田市にある放課後等デイサービスの施設「アルプスの森」を運営する法人の代表、宇津慎史容疑者(60)と、代表の兄で社員の宇津雅美容疑者(65)ら3人です。
警察によりますと、3人はことし2月から3月にかけて、施設に通っていた障害のある10代の男の子に頭突きをしたり蹴ったりしたほか、髪の毛をつかんだり床にたたきつけたりしたとして暴行の疑いが持たれています。
警察によりますと、施設内の防犯カメラに3人が男の子に暴行を加えたとみられる様子が写っていたということです。
警察は3人の認否について明らかにしていません。
この施設では去年12月、通っていた中学1年の男子生徒が施設の前で送迎車から降りたあと行方が分からなくなり、その後、近くの川で亡くなっているのが見つかっていて、警察は男子生徒が亡くなった事故について安全管理に問題があったとみて業務上過失致死の疑いで捜査しています。