東京とうきょうわん北部ほくぶ地下ちかの「海山みやま」が地震じしん多発たはつさせているか” 専門せんもん

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N2 Apr 18, 2025 06:04 1
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地震じしん」が複数ふくすうあるわれている関東かんとうその原因げんいんせま研究けんきゅう結果けっか公表こうひょうされました。東京とうきょうわん北部ほくぶ地下ちかでは、「海山みやま(かいざん)」とばれる盛り上もりあがった部分ぶぶん地震じしん多発たはつさせている可能かのうせいがあることが専門せんもん解析かいせきかりました。

関東かんとうは、りくがわのプレートのしたに、うみがわのフィリピンうみプレートと太平洋たいへいようプレートがしず複雑ふくざつ地下ちか構造こうぞうになっているため、「地震じしん」が複数ふくすうあるわれています。

地震じしんがく専門せんもん東京とうきょう科学かがく大学だいがく中島なかじま淳一じゅんいち教授きょうじゅは、東京とうきょうわん北部ほくぶで2000ねん以降いこうきたおよそ8000の地震じしん解析かいせきしました。

その結果けっか震源しんげん直径ちょっけい20キロほどのえんのようなかたち分布ぶんぷしていて、ふかさ60キロから70キロほどの、フィリピンうみプレートと太平洋たいへいようプレートの境界きょうかい付近ふきんななつらなっていることがかりました。

その傾斜けいしゃは、太平洋たいへいようプレートがしず角度かくどよりもきゅうで、プレートじょう盛り上もりあがった部分ぶぶんあることをしめしているということです。

関東かんとう沖合おきあいには、「海山みやま」とばれる盛り上もりあがった地形ちけいおお存在そんざいし、おおきさがていることから中島なかじま教授きょうじゅは、しずんだ「海山みやま」にひずみがたまることで地震じしん多発たはつさせている可能かのうせいがあると分析ぶんせきしています。

中島なかじま教授きょうじゅは「この周辺しゅうへんではマグニチュード7クラス地震じしん明治めいじ時代じだいきている。

地震じしん活動かつどう解析かいせきなどを通をつうじておおきな地震じしん発生はっせいする可能かのうせいたか場所ばしょしぼことにつなげたい」とはなしています。
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