4日目となる24日は午前6時半ごろからドローンやヘリコプターも出して警察や消防がキャンプ場近くを流れる沢を中心に捜索しました。
警察によりますと、キャンプ場からおよそ5キロの範囲で草刈り機を使って生い茂る草や枝を取り除くなどして子どもが入り込めそうな場所を確認したということです。
しかし、手がかりは見つからず日没にともなって午後6時すぎに24日の捜索は打ち切られました。
25日は自衛隊も加わり、朝から捜索を再開するということです。
女児の足取りは
警察によりますと、美咲さんは、今月21日に母親や姉のほか、6つの家族と一緒に山梨県道志村の「椿荘オートキャンプ場」を訪れました。
美咲さんたちは、森や広場が点在するキャンプ場の南側にある広場にテントを張って、2泊3日のキャンプをする予定でした。
この日の午後3時ごろ、美咲さんは一緒に来たほかの14人の子どもたちとテントの近くでおやつを食べていましたが、およそ30分後に美咲さん以外の子どもたちが食べ終わり、広場の北側の橋の下を流れる椿沢周辺に水遊びなどに行ったということです。
美咲さんは食べ終わるのが遅れたため、ほかの子どもたちから10分ほどあとの午後3時40分ごろ、先に遊びに行った子どもたちを1人で走って追いかけました。
広場から続く下り坂を行った先にあるT字路を椿沢方面に左に曲がったところを母親が見ているということです。
そして、午後4時ごろに先に行った子どもたちが広場に戻ってきたとき、美咲さんが合流していなかったことが分かり、そのあと、1時間ほど家族などが探しました。
しかし、見つからず、午後5時ごろ、警察に届け出たということです。
警察「保護できること信じて捜索続ける」
24日の捜索を終えた大月警察署地域課の豊角和徳課長は「ヘリやドローンも使って捜索しましたが、残念ながら手がかりはありませんでした。無事、保護できることを信じてあす以降も捜索を続けます」と話していました。