アマゾン・ドット・コムは25日、アメリカ西部シアトルの本社で発表会を開き、音声で操作するAIスピーカー「エコー」の新しいモデルを披露しました。
この商品は、スピーカーを通じて録音されている利用者の音声について、設定によって3か月以上もしくは1年半以上経過すると、自動で削除する機能を搭載しています。
これまでも利用者が音声を指定して削除できる機能はありましたが、会社では、新しい機能によって利用者の手間を省くことができ、プライバシーの保護を強化できるとしています。
この商品は年末商戦を見据えて全世界で発売され、日本では26日から予約が始まっています。
アマゾン・ドット・コムのデイブ・リンプ上級副社長は「音声を自分でコントロールしたいという利用者の声は年々高まっている。新商品によって利用者の期待に応えたい」と話しています。
音声で操作するAIスピーカーの市場には、イヤホン型も投入され、アマゾンだけでなく、グーグルやアップルも参入していて、各社の競争が激しくなっています。