運動会のシーズンを
迎え、
高知県南国市に
ある高知農業高校では
生徒たちがふだん
世話をしている
牛や
豚などの
動物と
一緒に
走る「
借りもの
競走」など
ユニークな
体育祭が
開かれました。
高知農業高校は
平成20
年から
農業高校ならではの
ユニークな
体育祭を
行っていて、ことしは
1年生から
3年生までの
およそ580
人の
生徒が
参加しました。
このうち「借りもの競走」は生徒たちがふだん世話をしている牛や豚などの動物と一緒に走るのが特徴です。
生徒たちは紙に書かれた一緒に走る動物の名前を確認すると、グラウンド脇にいる動物を走って迎えに行きました。
そしてポニーと一緒に走る生徒はポニーの力強い脚力に引っ張られながらゴールした一方、牛は生徒に引っ張られてものそのそと歩きゆっくりとゴールしていました。
このほか土木作業用の一輪車に重さ20キロの土のうを乗せて走る競技も行われ、生徒たちは盛んな声援を受けて懸命に走っていました。
初めて体育祭に参加した1年生の男子生徒は「動物と一緒に走る競技などがあり農業高校らしいと思いました」と話していました。
また3年生の女子生徒は「動物も出ていてわたしたちも楽しいです」と話していました。