ドイツの裁判所は「二日酔いは疾病」とする判断を示しました。
今回の裁判は、「抗二日酔い」製品を販売する企業を相手取って起こされました。
裁判所によると、身体の正常な機能が少しでもかき乱される現象は疾病と見なされます。二日酔いでは頭痛や嘔吐、倦怠感などの症状が表れ、通常の身体からは逸脱した状態になります。
そこで、二日酔いは疾病だと同裁判所は判断しました。
このため、被告企業が「自社の粉末によって二日酔いが治る」と主張することはできないとしました。二日酔いを防ぐ唯一の方法は、飲まないことだと指摘されました。