関西電力の
経営幹部らによる
不透明な
金品受領問題で、
常務と
元副社長の
2人はそれぞれ
1億円を
超える金品を
受け取っていたことが
分かりました。
会社は
2日午後2時から
再び記者会見を
開き、
誰が
何を
受け取ったのか
など詳しく
説明することにしています。
関西電力は
会長や
社長など合わせて20
人が
関西電力の
原子力発電所がある
福井県高浜町の
元助役から
総額3億2000
万円に
上る金品を
受け取っていたことを
先月27
日の
記者会見で
明らかにしています。
しかしこの会見では、肝心の誰がどのような金品を受け取ったのかについては個人的なことだとして公表しませんでした。
関係者によりますと、
▽原子力事業本部長代理である鈴木聡常務がおよそ1億2000万円、
▽原子力事業の経験が長い豊松秀己元副社長がおよそ1億1000万円の金品をそれぞれ受け取っていたことが分かりました。
また幹部らが受け取った金品には、現金のほか小判、金杯、金貨、商品券、スーツの仕立券が含まれているということです。
関西電力はこの問題で2日午後2時から改めて岩根茂樹社長による記者会見を開きます。
会見では幹部らがどのような金品を受け取ったのかが開示される見通しです。
さらに、関電の経営幹部と元助役がなぜここまで不透明な関係を続けたのかについて踏み込んだ説明をするかにも注目が集まります。