Actualités japonaises: 日銀短観大企業製造業の景気判断 +13ポイント 2期ぶりに改善

日銀にちぎん短観たんかん大だい企業きぎょう製造せいぞう業ぎょうの景気けいき判断はんだん +13ポイント 2期きぶりに改善かいぜん

N2 Jul 1, 2025 10:07 1

Furigana Traduction

日銀にちぎんが1日にち発表はっぴょうした短観たんかん＝企業きぎょう短期たんき経済けいざい観測かんそく調査ちょうさで、大だい企業きぎょうの製造せいぞう業ぎょうの景気けいき判断はんだんを示しめす指数しすうはプラス13ポイントとなり、2期きぶりに改善かいぜんしました。ただ、アメリカのトランプ政権せいけんの関税かんぜい政策せいさくの影響えいきょうを受うける自動車じどうしゃをはじめ、輸出ゆしゅつに関連かんれんする業種ぎょうしゅでは景気けいき判断はんだんの悪化あっかが目立めだつ形かたちとなっています。

日銀にちぎんの短観たんかんは国内こくないおよそ9000社しゃの企業きぎょうを対象たいしょうに3か月かげつごとに行おこなわれ、景気けいきの現状げんじょうについて「良よい」と答こたえた企業きぎょうの割合わりあいから「悪わるい」と答こたえた企業きぎょうの割合わりあいを差し引さしひいた指数しすうで景気けいきを判断はんだんします。

このうち、注目ちゅうもくされる大だい企業きぎょう・製造せいぞう業ぎょうの景気けいき判断はんだんの指数しすうはプラス13ポイントで、前回ぜんかいの調査ちょうさを1ポイント上回うわまわり、2期きぶりに改善かいぜんしました。

▽鉄鋼てっこうで15ポイント

▽紙し・パルプで11ポイント、それぞれ前回ぜんかいを上回うわまわりました。

ただ、アメリカのトランプ政権せいけんによる関税かんぜい措置そちの影響えいきょうを受うけている

▽自動車じどうしゃで前回ぜんかいを5ポイント下回したまわったほか、

▽はん用はんよう機械きかいも4ポイント下回したまわり、

輸出ゆしゅつに関連かんれんする業種ぎょうしゅで景気けいき判断はんだんの悪化あっかが目立めだつ形かたちとなっています。

また、大だい企業きぎょう・非ひ製造せいぞう業ぎょうの景気けいき判断はんだんの指数しすうはプラス34ポイントで前回ぜんかいを1ポイント下回したまわりました。

ただ、価格かかく転嫁てんかの動うごきやインバウンド需要じゅようなどを背景はいけいに34年ねん前まえの1991年ねん以来いらいの高たかい水準すいじゅんが続つづいています。

一方いっぽう、3か月かげつ後ごの先行さきゆきの見方みかたを示しめす指数しすうでは、大だい企業きぎょう・製造せいぞう業ぎょうはプラス12ポイントと現状げんじょうより1ポイント、大だい企業きぎょう・非ひ製造せいぞう業ぎょうはプラス27ポイントと現状げんじょうより7ポイント、それぞれ下さがっていて、企業きぎょうが先行さきゆきを慎重しんちょうに見みている様子ようすがうかがえます。