NHKの
昨年度・
令和元年度の
決算が、23
日の
経営委員会で
議決され、
高市総務大臣に
提出されました。
それによりますと、事業収入は、前の年度より51億円増えて7384億円でした。このうち受信料収入は、視聴者への還元策を実施したことなどから、前の年度より6億円少ない7115億円になりました。
事業支出は、参議院選挙報道の実施やインターネットサービスの基盤強化などに伴い、前の年度より102億円多い7163億円となりました。
この結果、収入から支出を差し引いた事業収支差金は220億円で、30億円の赤字を見込んでいた予算より250億円改善しました。
事業収支差金の220億円は、全額を財政安定のための財源として繰り越すことにしています。
NHKの令和元年度決算は、会計検査院の検査を経て国会に提出されます。