日本人宇宙飛行士の
野口聡一さんらが
搭乗する
予定の
アメリカの
民間宇宙船の1
号機の
打ち上げが、
早ければことし10
月23
日に
行われることを
NASA=アメリカ
航空宇宙局が
公表しました。
民間の
宇宙船「クルードラゴン」は、
宇宙飛行士が
地球と
国際宇宙ステーションを
往復をするために
アメリカの
企業「
スペースX」が
開発したもので、1
号機には
日本人宇宙飛行士の
野口聡一さんら4
人の
飛行士が
搭乗することになっています。
NASAはこの1号機の打ち上げ時期をことし10月下旬とし、早ければ10月23日に行われることを公表しました。
そして、野口さんらは宇宙ステーションに6か月滞在して、科学実験などをするとしています。
NASAなどは今月3日まで行われた「クルードラゴン」の試験飛行のデータなどについて検討を進めていますが、すでに2号機も来年の春に日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんらを乗せて打ち上げられる予定になっています。
「クルードラゴン」は、宇宙飛行士の定期的な輸送をNASAから請け負う見通しで、企業による宇宙の商業利用の象徴的な存在となっています。
野口さんは横浜市生まれで、今回が3回目の宇宙飛行となり、日本時間の15日、自身のツイッターで「最終訓練が順調に進んでいます。実際に飛行するカプセルで操作性などの確認が行われました」と準備が進んでいる様子を投稿しています。