日本新聞: 「京都五山送り火」密集を避け規模大幅縮小し行われる

「京都きょうと五山ごさん送り火おくりび」密集みっしゅうを避さけ規模きぼ大幅おおはば縮小しゅくしょうし行おこなわれる

Aug 16, 2020 20:08 5

Furigana

京都きょうとのお盆おぼんの伝統でんとう行事ぎょうじ「京都きょうと五山ごさん送り火おくりび」が16日にち夜よるに行おこなわれました。ことしは新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで、密集みっしゅうを避さけるためとして、火ひをたく火ひ床ゆかの数かずを減へらし、規模きぼが大幅おおはばに縮小しゅくしょうされました。「京都きょうと五山ごさん送り火おくりび」は、お盆おぼんに迎むかえた先祖せんぞの霊れいを送おくる300年ねん以上いじょうの歴史れきしがあるとされる京都きょうとの伝統でんとう行事ぎょうじで、8月つき16日にちの夜よるに京都きょうと市しを囲かこむ5つの山々やまやまに、「大だい」や「船形ふなかた」などの文字もじや形かたちが炎ほのおで描えがかれます。

ただ、ことしは新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで、集あつまる人ひとたちの密集みっしゅうを防ふせぐ必要ひつようがあるとして、願い事ねがいごとなどが書かかれた護摩ごま木きをたく山やまの火ひ床ゆかの数かずを減へらし、文字もじなどに見みえないよう規模きぼが大幅おおはばに縮小しゅくしょうされました。