アメリカ大統領選挙に
向けて、
野党・
民主党は4
日間にわたって
全国党大会を
開催し、バイデン
氏のもとでの
結束を
確認しました。
これに対して与党・
共和党は、
来週、
党大会を
開き、
トランプ大統領を
党の
候補者に
正式に
指名する
予定で
論戦が
激しさを
増すことになります。11
月のアメリカ
大統領選挙に
向けて
野党・
民主党は、4
日間にわたって
全国党大会を
オンラインで
開催し、バイデン
前副大統領を
大統領候補に、ハリス
上院議員を
副大統領候補に
指名しました。
最終日の20日、バイデン氏は指名を受諾する演説を行い、「トランプ大統領は新型コロナウイルスからアメリカを守ることに失敗した」と強く非難し、政権奪還に向け、国民に結束を呼びかけました。
一方、トランプ大統領は21日、ワシントン近郊で演説し、「民主党の大会は史上最も邪悪で怒りに満ちていた。バイデン氏は『暗黒の季節』だと言うが、われわれの実績を見るべきだ」と述べ、政権の感染対策などを自賛しました。
そのうえで、今度の大統領選挙について、「民主党の怒りと憎しみを拒絶するときだ。われわれの人生で最も重要な選挙になる」と述べて、再選に向けた支持を訴えました。
共和党は24日、南部ノースカロライナ州シャーロットに全米の代議員2550人のうちの336人が集まって、トランプ大統領を党の大統領候補に指名します。
そして27日にはトランプ大統領がホワイトハウスで指名受諾演説を行う予定で、2か月半後に迫った本選挙に向けて論戦が激しさを増すことになります。