九州の
各地や
岐阜、
長野、
山形など、
各地で
相次いだ
一連の
豪雨被害について、
政府は25
日、「
激甚災害」に
指定することを
決め、
復旧に
かかる費用を
支援することになりました。
梅雨前線の活動が長期間にわたって活発になった影響で、先月にかけ、熊本や福岡をはじめとする九州各県や、岐阜、長野、それに山形などで、記録的な豪雨となって川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、農業施設や土木施設などに大きな被害が出ました。
「7月豪雨」をはじめとする一連の被害について、復旧にかかる費用の見込み額が基準を上回ったことから、政府は25日の閣議で「激甚災害」に指定することを決めました。
指定によって、自治体が道路や農地、学校などの復旧工事を行う費用に加え、感染症の予防事業を行う費用などについて国の補助率が引き上げられます。
閣議後の会見で武田防災担当大臣は「被災した自治体や事業者は、財政面や資金面に不安を抱くことなく災害復旧に取り組んでほしい」と話話していました。
激甚災害に指定する政令は今月28日に施行されます。