日本新聞: テニス大坂なおみ全米オープン女子シングルス2年ぶり決勝進出

テニス大坂おおさかなおみ全米ぜんべいオープン女子じょしシングルス2年ねんぶり決勝けっしょう進出しんしゅつ

Sep 11, 2020 11:09

Furigana

テニスの四よん大だい大会たいかいの1つ、全米ぜんべいオープンの女子じょしシングルス準決勝じゅんけっしょうで大坂おおさかなおみ選手せんしゅが、アメリカの選手せんしゅにセットカウント2対たい1のフルセットで勝かち、優勝ゆうしょうしたおととしの大会たいかい以来いらい、2年ねんぶり、2回かい目めの決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめました。ニューヨークで無む観客かんきゃくで行おこなわれている、ことしの全米ぜんべいオープンは、大会たいかい11日にち目めの10日にち、女子じょしシングルスの準決勝じゅんけっしょうで世界せかいランキング9位いの大坂おおさか選手せんしゅが、世界せかい41位いでアメリカのジェニファー・ブレイディ選手せんしゅと対戦たいせんしました。

ブレイディ選手せんしゅは、力強ちからづよいサーブと鋭するどいフォアハンドで初戦しょせんから5試合しあいすべてをストレートで勝ち進かちすすんできました。

10日にちの試合しあいの第だい1セットは、激はげしい打ち合うちあいとなる中なか、大坂おおさか選手せんしゅのミスの少すくなさが際立きわだちました。

ファーストサーブが入はいった場面ばめんでは、ポイントを獲得かくとくした確率かくりつが95％に上のぼるなどサーブで主導しゅどう権けんを握にぎり、タイブレークの末すえ、7－6で取とりました。

第だい2セットの大坂おおさか選手せんしゅは、サービスゲームだった第だい8ゲームにラリーでミスが出でて、初はじめてブレークを許ゆるし、3ー6で落おとしました。

しかし、最終さいしゅう、第だい3セットは、ラインのギリギリをつく鋭するどいショットでポイントを重かさねて、相手あいてのサービスゲームを先さきにブレークして流ながれを引き寄ひきよせました。

大坂おおさか選手せんしゅはこのセットを6－3で取とり、セットカウント2対たい1で勝かって、四よん大だい大会たいかいのシングルスで日本にっぽん選手せんしゅとして初はつ優勝ゆうしょうを果はたしたおととしの大会たいかい以来いらい、2年ねんぶり、2回かい目めの決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめました。

決勝けっしょうは、日本にっぽん時間じかんの13日にちに行おこなわれる予定よていで、相手あいてはいずれも元もと世界せかい女王じょおうで、おととしの大会たいかいの決勝けっしょうで戦たたかった世界せかい8位いのアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手せんしゅ、または、世界せかい27位いでベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手せんしゅと対戦たいせんします。