新型コロナの
感染状況などについて
東京都内の
分析結果が
公表され、
専門家は
入院患者数が5
週間連続で
減少しているとして、
医療提供体制の
警戒レベルを1
段引き下げ、
下から2
番目としました。
都は16日、都内での新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家によるモニタリング項目の分析結果を公表しました。
それによりますと、15日時点の入院患者数は、前の週の同じ曜日に比べて522人減り、1424人で5週間連続して減少しました。
こうしたことから専門家は「救急を含む通常医療の対応などへの負荷が続いているものの、両立が可能となりつつある」として、4段階ある警戒レベルのうち医療提供体制については、1段引き下げ、下から2番目としました。
医療提供体制の警戒レベルが下から2番目になるのは、去年11月末以来およそ2か月半ぶりです。
また、新規感染者数の7日間平均は1648人で、去年6月以来となる2000人を下回る水準まで大きく減少したものの、引き続き注意が必要だとして、感染状況の警戒レベルは下から2番目を維持しました。