日本新聞: ソフトバンク孫社長携帯料金値下げ「しっかり対応していく」

ソフトバンク孫まご社長しゃちょう携帯けいたい料金りょうきん値下ねさげ「しっかり対応たいおうしていく」

Nov 5, 2018 19:11

Furigana

携帯けいたい電話でんわ料金りょうきんの値下ねさげが議論ぎろんされる中なか、ソフトバンクグループの孫まご正義せいぎ社長しゃちょうは、新あらたな値下ねさげを検討けんとうしていく考かんがえを示しめしました。携帯けいたい電話でんわ料金りょうきんをめぐっては、菅かん官房かんぼう長官ちょうかんが携帯けいたい料金りょうきんを今いまより４よん割わり程度ていど下さげる余地よちがあると発言はつげんしているほか、総務そうむ省しょうが値下ねさげに向むけた議論ぎろんを進すすめています。

これについてソフトバンクグループの孫まご社長しゃちょうは５ご日にちの決算けっさん会見かいけんで「真摯しんしに受け止うけとめてしっかりと対応たいおうしていく」と述のべ、新あらたな値下ねさげを検討けんとうしていく考かんがえを示しめしました。

そのうえで、料金りょうきんを抑おさえた第だい２にブランドの「ワイモバイル」については、端末たんまつ代金だいきんと通信つうしん料金りょうきんを分離ぶんりして通信つうしん料金りょうきんを引き下ひきさげる新あたらしい料金りょうきんプランを導入どうにゅうする計画けいかくを明あきらかにしました。

また、孫まご社長しゃちょうは通信つうしん事業じぎょうにあたる従業じゅうぎょう員いんを４よん割わり減へらして、今後こんごの収益しゅうえきの柱はしらと見込みこんでいるビッグデータやＡＩを活用かつようした新規しんき事業じぎょうの創出そうしゅつに配置はいち転換てんかんしていく方針ほうしんを示しめしました。

一方いっぽう、ソフトバンクグループの今年度こんねんどの中間ちゅうかん決算けっさんは、ファンドを通つうじた投資とうし先さきの株式かぶしきの評価ひょうか益えきが大幅おおはばに拡大かくだいしたことから、営業えいぎょう利益りえきが１いち兆ちょう4207億おく円えんとなり、中間ちゅうかん期きとしては初はじめて１いち兆ちょう円えんを超こえました。