新型コロナウイルスの
影響で
修学旅行を
中止した
中学校では、オミクロン
株の
拡大を
受けて
卒業式直前の
遠足が
実施できるかも
不透明になっています。
横浜市立六角橋中学校の修学旅行は当初去年5月に、3年生およそ300人が2泊3日で京都と奈良に向かう予定でしたが、感染拡大の影響でいったん9月に延期されました。
しかしその後も感染が収束せず、さらに延期をすれば受験に影響するなどとして、9月に中止を生徒に伝えました。
学校では今月28日に「卒業遠足」が計画されていて、学校側は今の3年生は2年間以上、新型コロナに翻弄されてきたため、思い出を作ってもらいたいと行き先の検討を進めています。
しかしオミクロン株が急拡大する中、来月の卒業式を前に感染者を出さないよう、遠足も中止して対策を徹底すべきか頭を悩ませています。
2
年以上前から
修学旅行を
計画していた3
年生の
担任の
清塚航太教諭は「3
年生にとって
仲間と
過ごす3
年間は、
残りあと1
か月ほどになってしまいました。1
年生のころから
休校や
行事の
縮小、
中止が
続いてきたので、コロナでなくなってしまった
楽しい思い出を
少しでも
作って
卒業してほしいです。
しかし、
誰も
感染せずに
卒業式を
迎えて
子どもたちの
名前を
呼びたいという
強い思いも
あるので、
卒業遠足を
行っていいのか、
難しく
感じています」と
話していました。
行き先変更し 修学旅行を実施する学校も
いっぽう、
行き先や
日程を
変更したうえで
感染対策をとり、
修学旅行を
実施する
学校もあります。
東京 渋谷区の千駄谷小学校では当初、修学旅行は去年7月に行われることになっていて、6年生およそ70人が2泊3日で、栃木県の日光市を訪れる予定でした。
新型コロナの感染が収束しなかったため、いったんは10月に、さらに今月下旬に延期されましたが、オミクロン株の急拡大を受けて、先月24日、日光市への修学旅行の中止が決まりました。
それでも学校側は子どもたちに思い出を作ってもらいたいと行き先を東京の高尾山に変更し、今月末から修学旅行を実施する予定です。
感染リスクを抑えるため、日程を1泊2日に短縮したうえで、初日の夜に保護者が迎えにきて自宅に泊まり、翌日再び合流することも認めるなど柔軟に対応することにしています。
千駄谷小学校の
加納一好校長は「
子どもたちに、
楽しい思い出を1つでも
多く
作ってあげたいという
気持ちです。コロナが
収束してさまざまな
教育活動が
安心して
再開できるようになってほしいです」と
話していました。
男子児童の1人は「時期も行き先も変更になり残念ですが、行けるだけで幸せなので高尾山でしっかり楽しみたいです」と話していました。
たぬきとかねやん
N4
Nguồn: Tổng hợp
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Oct 14, 2025 03:10