일본어 뉴스: パラリンピックウクライナ出身の米代表選手が金バイアスロン

パラリンピックウクライナ出身しゅっしんの米べい代表だいひょう選手せんしゅが金きんバイアスロン

Mar 5, 2022 12:03

Furigana

北京ぺきんパラリンピックの最初さいしょの競技きょうぎのひとつとして5日にちに行おこなわれた、バイアスロン女子じょし6キロ、座すわって滑すべるクラスでは、ウクライナ出身しゅっしんでアメリカ代表だいひょうのオクサナ・マスターズ選手せんしゅが金メダルきんめだるを獲得かくとくしました。

アメリカのオクサナ・マスターズ選手せんしゅは、北京ぺきん大会たいかいが冬ふゆと夏なつ通つうじて7回かい目めのパラリンピック出場しゅつじょうで、冬ふゆはクロスカントリースキーとバイアスロン、夏なつはボートと自転車じてんしゃの競技きょうぎに出場しゅつじょうし、合あわせて10個このメダルを獲得かくとくしている、世界せかい的てきなパラアスリートです。

1989年ねんにウクライナで生うまれたマスターズ選手せんしゅは、生うまれたときから両足りょうあしの長ながさが異ことなる障害しょうがいがあり、7歳さいのときにアメリカ人じんの養女ようじょとなりました。

北京ぺきん大会たいかいの開幕かいまくを前まえに今月こんげつ1日にちに本番ほんばんの会場かいじょうで行おこなわれた練習れんしゅうで、マスターズ選手せんしゅは、ビブスの左ひだり胸むねにウクライナの国旗こっきをハートにかたどったマークをつけて、ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづく出身しゅっしん地ちのウクライナへの思おもいを表あらわしていました。

マスターズ選手せんしゅは、北京ぺきんパラリンピックの最初さいしょの競技きょうぎのひとつとして5日にち午前ごぜんに行おこなわれた、バイアスロン女子じょし6キロ、座すわって滑すべるクラスに出場しゅつじょうし、2回かいの射撃しゃげきで10発はつをすべて成功せいこうさせて、トップでフィニッシュし、パラリンピックで自身じしん11個こ目めのメダル獲得かくとくを果はたしました。

銀メダルぎんめだるは中国ちゅうごくの単たん怡霖選手せんしゅ、銅メダルどうめだるはアメリカのケンドール・グレッチ選手せんしゅでした。

「金メダルきんめだるはウクライナのためのものでもある」

マスターズ選手せんしゅは「アメリカとウクライナという2つの国くにを代表だいひょうできることを、とても誇ほこりに思おもっている。スポーツの力ちからというのは本当ほんとうにすばらしく団結だんけつすることで、自分じぶんたちの力ちから以上いじょうのものを表現ひょうげんすることができる。この金メダルきんめだるは、幼おさない私わたしに闘たたかう意欲いよくと、困難こんなんな状態じょうたいに立ち向たちむかう力ちからを学まなばせてくれた、ウクライナのためのものでもある」と思おもいを語かたりました。

そのうえで「私わたしはロシアとベラルーシの出場しゅつじょうできなかった選手せんしゅたちにも心こころを寄よせたい。スポーツは団結だんけつすべきだし、すべてのアスリートに機会きかいが与あたえられるべきだが、そうならなかったことは不幸ふこうなことだと思おもう」と話はなしました。