紙すく里

上造

上造
昔、土佐の山奥の二淀川のほとりに、成山という小さな村がありました

很久以前,在土佐山區深處的仁淀河畔,有個名叫鳴山的小村莊。

很久以前,在土佐山區深處的仁淀河畔,有個名叫鳴山的小村莊。
その村に、養甫尼(ようほに)という一人の尼さんが住んでいました

那個村子裡住著一位名叫約霍妮的修女。

那個村子裡住著一位名叫約霍妮的修女。
もともと養甫尼は、立派な殿様の奥方だったのですが、戦に敗れて殿様も死んでしまったため、この世を憂いて尼になったのでした

尤鳳妮本來是一位受人尊敬的領主的妻子,但領主戰死後,她開始憂心忡忡,成為了一名修女。

尤鳳妮本來是一位受人尊敬的領主的妻子,但領主戰死後,她開始憂心忡忡,成為了一名修女。
養甫尼の所に、甥の三郎左(さぶろうざ)も住みつくようになり、二人で静かに暮らしていました

他的侄子三郎座也來到了約胡尼居住,兩人平靜地生活在一起。

他的侄子三郎座也來到了約胡尼居住,兩人平靜地生活在一起。
ある日、養甫尼が山で薪を集めていると、傷ついた武士が倒れていました

有一天,陽鳳二在山上撿柴火時,看到一名受傷的武士躺在地上。

有一天,陽鳳二在山上撿柴火時,看到一名受傷的武士躺在地上。
養甫尼が手厚く介抱してあげると、その男は元気を取り戻しました

經過尤霍尼的細心照顧,男子恢復了體力。

經過尤霍尼的細心照顧,男子恢復了體力。
武士は、伊予の国の新之丞(しんのじょう)という男で、山に生えている楮(こうぞ)の木から紙を作る方法を知っていました

這位武士是來自伊予省的一個名叫新之丞的人,他知道如何用山中生長的古三樹造紙。

這位武士是來自伊予省的一個名叫新之丞的人,他知道如何用山中生長的古三樹造紙。
養甫尼と三郎左はさっそく紙すき小屋を作り、夢中になって紙を作りました

Yoho-ni和Saburoza立即建造了一個造紙小屋,並專注於造紙。

Yoho-ni和Saburoza立即建造了一個造紙小屋,並專注於造紙。
やがて春になり、養甫尼は桜の花を入れた紙を作ってみました

最終,春天來了,Yoho-ni 嘗試用櫻花造紙。

最終,春天來了,Yoho-ni 嘗試用櫻花造紙。
それは見事な仕上がりで、季節の草花を染めあげていつしか「七色紙」といわれ、幕府に献上する「土佐の特産品」としての貴重な物となりました

其表面精美,並用時令花卉染色,被稱為“七彩紙”,並成為進貢幕府的“土佐特產”的貴重物品。

其表面精美,並用時令花卉染色,被稱為“七彩紙”,並成為進貢幕府的“土佐特產”的貴重物品。
殿様から紙の役人として任命された三郎左は大喜びでした

當三郎座被主公任命為文官時,大喜過望。

當三郎座被主公任命為文官時,大喜過望。
ところが、突然に新之丞が国へ帰りたいと言い出しました

然而,新之丞卻突然宣布要回國。

然而,新之丞卻突然宣布要回國。
もし、新之丞がここを出て行ったら「七色紙の秘法」がよそへ漏れてしまうと心配した三郎左は、見送りの途中で「坂ノ峠」まで来たところで新之丞を刀で切り殺してしまいました

三郎紗擔心新王丞離開,七色紙的秘密會被洩露,所以在送行途中到達坂之峠時,用劍襲擊了新王丞,我把它砍死了

三郎紗擔心新王丞離開,七色紙的秘密會被洩露,所以在送行途中到達坂之峠時,用劍襲擊了新王丞,我把它砍死了
その後、養甫尼や三郎左がどうなったかわかりませんが、土佐の成山は今も紙すきの里と呼ばれています

我不知道Yohuni和Saburosa之後發生了什麼,但土佐的Naruyama仍然被稱為造紙之鄉。

我不知道Yohuni和Saburosa之後發生了什麼,但土佐的Naruyama仍然被稱為造紙之鄉。