英イングランドの最高峰スカーフェル・パイク(標高978メートル)の山中で、「けがをして疲れ切った」大型犬が、山岳救助隊に4時間以上かけて救助される出来事があった
ケズウィック山岳救助隊によると、イングランド北西部の湖水地方国立公園にあるスカーフェル・パイクで13日、体重33キロの大型犬が動こうとしなくなり、現地時間の午後6時25分ごろ、飼い主が助けを求めた
要請を受けて救助隊員13人が派遣され、担架に固定した袋に犬を入れて下山した
「33キロの大型犬であっても、比較的軽量の負傷者を搬送できてうれしかった
同隊が出動したのは今年に入って42回目
スカーフェル・パイクでは2020年にも、体重約55キロのセントバーナード犬が後ろ足に痛みがある様子で動こうとしなくなり、山岳救助隊の16人が出動して5時間がかりで救助していた