人形作家 辻村寿三郎さん死去 89歳 NHK人形劇「新八犬伝」など

木偶藝術家辻村十三郎去世,享年 89 歲

木偶藝術家辻村十三郎去世,享年 89 歲
NHKの連続人形劇「新八犬伝」などの作品で知られる人形作家の辻村寿三郎さんが今月5日、広島県三次市の病院で心不全のため亡くなりました

因NHK連續劇《新八劍傳》等作品而知名的人偶藝術家辻村十三郎於本月5日在廣島縣三好市的一家醫院因心力衰竭去世。

因NHK連續劇《新八劍傳》等作品而知名的人偶藝術家辻村十三郎於本月5日在廣島縣三好市的一家醫院因心力衰竭去世。
89歳でした

89歲

89歲
辻村寿三郎さんは旧満州出身で、終戦の前年、11歳のときに広島に引き揚げ、母親の故郷である三次市でおよそ10年過ごしました

滿洲出身的辻村十三郎在戰爭結束的前一年 11 歲時回到廣島,在母親的故鄉三好市度過了大約 10 年的時間。

滿洲出身的辻村十三郎在戰爭結束的前一年 11 歲時回到廣島,在母親的故鄉三好市度過了大約 10 年的時間。
22歳で上京して人形の創作に取り組み、1973年から放送されたNHKの連続人形劇「新八犬伝」の人形美術を担当しておどろおどろしい世界観を描き、一躍脚光を浴びました

22歲移居東京從事木偶創作工作。1973年,負責NHK木偶系列節目《新八劍傳》的木偶美術,繪製出令人毛骨悚然的世界觀,從而一舉成名。 .

22歲移居東京從事木偶創作工作。1973年,負責NHK木偶系列節目《新八劍傳》的木偶美術,繪製出令人毛骨悚然的世界觀,從而一舉成名。 .
その後も数多くの創作人形を発表したほか、演出家・蜷川幸雄さんの舞台の衣装デザインを手がけるなど国内外で精力的に活動し、日本を代表する人形作家となりました

據說這幅作品表達了在自然富饒的三好市長大的辻村先生的感性。

據說這幅作品表達了在自然富饒的三好市長大的辻村先生的感性。
作品には、自然豊かな三次市で育まれた辻村さんの感性が表現されていると言われています

在三好市,辻村十三郎人偶博物館成立於2013年。此時,辻村先生說:“人偶們比平時睜大了眼睛,似乎對博物館的開放感到高興。”

在三好市,辻村十三郎人偶博物館成立於2013年。此時,辻村先生說:“人偶們比平時睜大了眼睛,似乎對博物館的開放感到高興。”
三次市では、作品を集めた「辻村寿三郎人形館」が2013年に設けられ、このとき辻村さんは「人形たちの表情もいつもより目を見開いて、開館を喜んでいるようです」と話していました

參觀人偶館的一位50多歲的女士說:“每個人偶都有自己的靈魂,我覺得你真的可以在劇中移動,感覺自己是人偶還是人偶,這很了不起。

參觀人偶館的一位50多歲的女士說:“每個人偶都有自己的靈魂,我覺得你真的可以在劇中移動,感覺自己是人偶還是人偶,這很了不起。
人形館では惜しむ声
辻村さんが亡くなったことについて、「人形館」では惜しむ声が聞かれました
人形館を訪れた50代の女性は「人形一つ一つに魂がこもっていて、劇では実際に動いて人形か人か分からない気持ちにさせてもらえるのがすごいと思います
本当に残念です」と話していました
また、60代の男性は「小さい頃、テレビで八犬伝を見ていました
当時はすごく人気があって魂みたいなものが伝わる作品は、最近はないので、改めてぐっとくる感じがありました
亡くなったと聞いてびっくりしました」と話していました
人形館では、お別れの会を開くことを検討しているということです
二代目・辻村寿三郎の川崎員奥さん「悲しみより感謝の気持ち」
辻村さんに長年師事し、おととし二代目・辻村寿三郎を襲名した川崎員奥さんは「辻村の人形は、一体の人形でその人の生い立ち全てが分かる
手足に特徴があって、今にも歩き出すような作品をつくる作家は少ないと思います
今は悲しみより感謝の気持ちでいます」と話していました