アメリカ
政府の
高官は、トランプ
大統領が
政権2年目の
施政方針を
示す
一般教書演説で
税制改革などの
成果を
訴えるとともに、インフラ
投資やメキシコとの
国境の
壁の
建設、それに
公正な
貿易の
実現を
目指す
考えを
強調するという
見通しを
示しました。トランプ
大統領が
現地時間の
30日夜(
日本時間31日午前)に
政権2年目の
施政方針を
示す
一般教書演説を
行うのを
前に、アメリカ
政府の
高官は
記者会見を
開き、
演説内容について
説明しました。
この中で高官は「演説のテーマは安全で、強く、誇りを持てるアメリカを作ることだ」と強調しました。
そのうえでトランプ大統領が演説で、好調な経済や雇用の創出、それに法人税の大幅な減税を盛り込んだ税制改革などを就任後1年間の成果として訴えるという見通しを示しました。さらに演説では、インフラへの大規模な投資やメキシコとの国境沿いの壁の建設、それに公正な貿易の実現を目指す考えを強調すると説明しました。
また、安全保障面では「力による平和」を目指す方針を訴え、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応などに言及するという見通しを示しました。
一般教書演説ではトランプ大統領が、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への復帰の可能性や中国との貿易不均衡の問題に具体的に触れるのかどうかも注目されます。