ことし
夏に
予定されている
東京オリンピック・パラリンピックについて、
アメリカ、ホワイトハウスの
報道官は「われわれの
計画は
何も
変わっていない」と
述べました。ホワイトハウスの
広報担当者はNHKの
取材に対し「
選手の
健康と
安全を
優先する」として、
新型コロナウイルスの
感染状況を
引き続き注視する
考えを
示しました。
東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、ホワイトハウスのサキ報道官は3日の記者会見で、東京大会への選手団の派遣についてバイデン大統領が安全だと考えているか問われたのに対し「われわれの計画は何も変わっていない」と述べました。
ホワイトハウスの広報担当者はNHKの取材に対し「USOPC=アメリカオリンピック・パラリンピック委員会と連携して日本の状況を注視し、東京大会の組織委員会の準備について定期的に説明を受けている」とするコメントを出しました。
そして「われわれはアメリカの選手が国際舞台で成功を収めることを望むとともに、選手の健康と安全を優先する」として、新型コロナウイルスの感染状況を引き続き注視する考えを示しました。
そのうえで、選手団の派遣については最終的にはUSOPCの判断になるとしました。
アメリカはこれまでオリンピックとパラリンピックに世界最大規模の選手団を派遣してきた「スポーツ大国」で、その意向は東京大会の開催にも大きな影響を及ぼすとみられています。