大阪の
富田林警察署から
勾留されていた
男が
逃走した
事件で、
男は
所持金がない
状態で
逃げたあと、ひったくりを
繰り返して
現金4万円余りを
入手した
疑いが
あるということです。
警察は、
この金を
食料の
調達や
居場所づくりに
充てている
可能性があるとみて、
行方につながる
情報の
提供を
求めています。
強盗傷害や
窃盗の
罪で
起訴され、
性的暴行をしようとした
疑いで
再逮捕されていた
樋田淳也容疑者(30)は、
今月12
日夜、
接見室のアクリル
板を
破って
留置場から
逃走しました。
逃走から19日で1週間となり、警察は3000人という異例の態勢で捜査していますが、依然として行方はわかっていません。
警察は、樋田容疑者が逃走後、ミニバイクを盗み、翌日の13日から15日にかけて羽曳野市や大阪市で4件のひったくりを繰り返したとみて、周辺の防犯カメラの捜査を進めるとともに、ひったくりが起きた夜間の警戒も強化しています。
また、警察によりますと、樋田容疑者は、警察署から逃走した時点では所持金はありませんでしたが、4件のひったくりでおよそ4万2000円を入手した疑いがあるということです。
警察は、この金を食料の調達や居場所づくりに充てている可能性があるとみて、コンビニエンスストアやインターネットカフェに出向くなど行方につながる情報の提供を求めています。
情報は、大阪の富田林警察署捜査本部、0721-25-1234で受け付けています。