岐阜市の
病院で、80
代の
入院患者4人が
相次いで
死亡した
事件で、28
日に
新たに、
入院していた84
歳の
男性が
死亡したことがわかりました。
警察によりますと、
男性もエアコンが
故障していた
病室に
入院していたということで、
警察は、
熱中症で
死亡した
可能性があるとみて、
病院の
管理体制について
捜査を
進めることにしています。
岐阜市一番町の「
Y&
M藤掛第一病院」では、
今月26
日から27
日にかけて、
3階と
4階の
病室に
入院していた83
歳から85
歳の
男性2人と
女性2人が
相次いで
死亡しました。
3階と4階の病室では、今月20日以降、エアコンが故障していて、警察は、気温が30度を超える暑さの中、4人が熱中症になった可能性があるとみて、28日夜に、容疑者を特定せず、殺人の疑いで病院を捜索しました。
警察によりますと、この病院では、28日午後6時半すぎに、別の84歳の患者の男性が死亡していたことがわかりました。
男性は、今月24日からエアコンが故障していた3階の病室に入院していたということですが、死亡について、病院から警察に通報はなく、警察が家宅捜索に入った後の、28日午後8時40分ごろ、男性の後見人が警察を訪れ、死亡を知らせたということです。
警察は、この男性も熱中症で死亡した可能性があるとみて、死因の特定を急ぐとともに、病院の管理体制について捜査を進めることにしています。
警察によりますと、この病院でエアコンが故障した病室に入院し、その後、死亡した患者は5人となりました。