日本新闻: 男子100ｍ山縣 10秒01で優勝全日本実業団選手権

男子だんし100ｍめ-とる山縣やまがた 10秒びょう01で優勝ゆうしょう全ぜん日本にっぽん実業じつぎょう団だん選手権せんしゅけん

Sep 23, 2018 15:09

Furigana

大阪おおさか市しで開ひらかれている陸上りくじょうの全ぜん日本にっぽん実業じつぎょう団だん選手権せんしゅけん、男子だんし100メートル決勝けっしょうで、山縣やまがた亮太りょうた選手せんしゅが自己じこベストに迫せまる10秒びょう01の好こうタイムをマークして優勝ゆうしょうし、大会たいかい３さん連覇れんぱを果はたしました。山縣やまがた選手せんしゅは先月せんげつのアジア大会たいかいの陸上りくじょう男子だんし100メートルで、自己じこベストに並ならぶ日本にっぽん歴代れきだい２に位いの10秒びょう00のタイムで銅メダルどうめだるを獲得かくとくするなど、今こんシーズン好調こうちょうです。

全ぜん日本にっぽん実業じつぎょう団だん選手権せんしゅけんが行おこなわれた大阪おおさか市しのスタジアムは、おととしと去年きょねん、いずれも自己じこベストのタイムをマークするなど相性あいしょうがよく、日本にっぽん選手せんしゅ２に人にん目めの９きゅう秒びょう台だいと日本にっぽん記録きろく更新こうしんへの期待きたいがかかりました。

23日にちは予選よせんと準決勝じゅんけっしょうをともに全体ぜんたいトップのタイムで通過つうかし、決勝けっしょうは９きゅう秒びょう98の日本にっぽん記録きろくを持もつ桐生きりゅう祥さち秀しゅう選手せんしゅと、６月ろくがつの日本にっぽん選手権せんしゅけん以来いらいの対決たいけつとなりました。

決勝けっしょうのレースは最初さいしょのスタートで、ほかのレーンの選手せんしゅが注意ちゅういを受うけてやり直やりなおしになりましたが、仕切り直しきりなおしのスタートから山縣やまがた選手せんしゅが飛び出とびだし、中盤ちゅうばん以降いこうもスピードに乗のって桐生きりゅう選手せんしゅなどを引き離ひきはなし、自己じこベストに迫せまる10秒びょう01の好こうタイムで優勝ゆうしょうし、大会たいかい３さん連覇れんぱを果はたしました。

桐生きりゅう選手せんしゅは10秒びょう22のタイムで２に位いでした。

山縣やまがた選手せんしゅは来月らいげつ、福井ふくい県けんで行おこなわれる国体こくたいの男子だんし100メートルに出場しゅつじょうする予定よていです。

桐生きりゅう「自力じりきが足たりなかった」

男子だんし100メートル決勝けっしょうで、10秒びょう22のタイムで２に位いに終おわった桐生きりゅう祥さち秀しゅう選手せんしゅは「スタートは落ち着おちついて出でられたが、ピッチが足たりず、ふがいないレースになってしまった。途中とちゅうで山縣やまがた選手せんしゅの姿すがたが視界しかいに入はいったが、自力じりきが足たりず追おいつくことができなかった」と淡々たんたんとレースを振り返ふりかえりました。

桐生きりゅう選手せんしゅはシーズンベストが10秒びょう10で、23日にちのレースが今こんシーズン最後さいごだということで、「10秒びょう０ぜろ台だいや９きゅう秒びょう台だいを出だして終おわりたかったが爆発ばくはつ力りょくが足たりず、思おもうような走はしりができないシーズンになった。ことしの冬ふゆは挑戦ちょうせん者しゃとして、じっくりトレーニングを積つんで来きシーズンを迎むかえたい」と話はなし巻き返まきかえしを誓ちかっていました。