日本新聞: 「液状化被害調査に１か月以上」北海道北広島で説明会

「液状えきじょう化か被害ひがい調査ちょうさに１いちか月かげつ以上いじょう」北海道ほっかいどう北きた広島ひろしまで説明せつめい会かい

Sep 24, 2018 18:09

Furigana

地震じしんによる地盤じばんの液状えきじょう化かと見みられる現象げんしょうで、住宅じゅうたくに大おおきな被害ひがいが出でた北海道ほっかいどう北きた広島ひろしま市しの地区ちくで住民じゅうみん説明せつめい会かいが開ひらかれ、市しは、復旧ふっきゅうに向むけた詳くわしい被害ひがいの全体ぜんたい状況じょうきょうの調査ちょうさに１いちか月かげつ以上いじょうかかるとの見通みとおしを示しめしました。北きた広島ひろしま市しでは、今回こんかいの地震じしんで、大曲おおまがり並木なみき地区ちくを中心ちゅうしんに地盤じばんの液状えきじょう化かと見みられる現象げんしょうで、住宅じゅうたく13棟むねが全壊ぜんかい、62棟むねが半壊はんかいや一部いちぶ損壊そんかいする被害ひがいが出でました。

地震じしんの後のち、初はじめて開ひらかれた住民じゅうみん説明せつめい会かいでは、市しからの依頼いらいを受うけて被害ひがいの調査ちょうさを行おこなった国士舘こくしかん大学だいがくの橋本はしもと隆雄たかお教授きょうじゅが、「被害ひがいは、谷たに状じょうの地形ちけいを盛り土もりつちした場所ばしょで集中しゅうちゅう的てきに起おきていて、地震じしんの揺ゆれで液状えきじょう化か現象げんしょうが起おきたと想定そうていされる」と説明せつめいしました。

このあと説明せつめい会かいは非ひ公開こうかいで行おこなわれ、住民じゅうみん側がわからは地区ちくの復旧ふっきゅうに向むけたスケジュールや、液状えきじょう化か現象げんしょうで崩くずれた場所ばしょの修復しゅうふく方法ほうほうなどについて質問しつもんが出でました。

これに対にたいして市し側がわは、地下ちかのボーリングなどを行おこなって、液状えきじょう化かが起おきた詳くわしい原因げんいんなど被害ひがいの全体ぜんたい状況じょうきょうを調しらべる方針ほうしんを明あきらかにしたうえで、調査ちょうさ終了しゅうりょうには、少すくなくとも１いちか月かげつから２にか月かげつかかるとの見通みとおしを示しめしました。