日本の
探査機「はやぶさ
2」が
小惑星「リュウグウ」へ
投下した
小型の
探査ロボットが
地表面で
撮影した
最新の
画像を27
日、
JAXA=
宇宙航空研究開発機構が
公開しました。
至る
所に、
岩石が
転がっている
様子が
写されていて、JAXAでは「はやぶさ
2本体の
着陸地点は
慎重に
選ぶ必要が
ある」と
話しています。
日本の
探査機「はやぶさ
2」は
小惑星「リュウグウ」の
地表面を
探査する「MINERVA-II
1」と
呼ばれる
2台の
小型ロボットを
今月21
日、
上空から
分離し、
着陸させることに
成功しました。
ロボットはモーターでジャンプしながら移動して、地表面の様子の撮影を続けていて、JAXAは27日、最新の画像を公開しました。
写真には至る所に、さまざまな大きさの岩石が転がっている様子がはっきりと写し出されていて、平らな場所がなく、でこぼことした岩場が続いている場所も撮影されていました。
また、同じ場所から1時間余りにわたって連続撮影した写真も公開されました。小惑星の自転で太陽が移動するにつれて、多くの岩の影が方向を変える幻想的な様子が写し出されています。
写真画像について、JAXAの吉川真ミッションマネージャは「写真からは小惑星の地表面には改めて岩石が多く、平地が少ない印象を受けた。石の大きさが50センチを超えると、はやぶさ2の本体にぶつかるおそれがあるので、大きな岩がない場所を慎重に選ぶ必要がある」と話していました。