일본어 뉴스: 院内感染防止が課題「医療の安全」考えるシンポジウム

院内いんない感染かんせん防止ぼうしが課題かだい「医療いりょうの安全あんぜん」考かんがえるシンポジウム

Sep 20, 2020 18:09

Furigana

医療いりょう機関きかんで新型しんがたコロナウイルスが広ひろがると、入院にゅういん患者かんじゃが重症じゅうしょう化かし、亡なくなるケースもあるため、院内いんない感染かんせんの防止ぼうしが大おおきな課題かだいになっています。感染かんせんが続つづく中なかでの医療いりょうの安全あんぜんについて考かんがえるシンポジウムが開ひらかれ、専門せんもん家かが、基本きほん的てきな感染かんせん対策たいさくと院内いんないでの情報じょうほう共有きょうゆうを徹底てっていすることが必要ひつようだと訴うったえました。シンポジウムは、「医療いりょうの質しつ・安全あんぜん学会がっかい」が東京とうきょう都内とないで開ひらき、オンラインも含ふくめて250人にん余あまりが参加さんかしました。

この中なかで、国立こくりつ国際こくさい医療いりょう研究けんきゅうセンターの大曲おおまがり貴夫たかお国際こくさい感染かんせん症しょうセンター長ちょうは、これまでのクラスターの事例じれいを振り返ふりかえり、「クラスターの発生はっせいは飲食いんしょく店てんや職場しょくばなどよりも医療いりょう機関きかん内ないが多おおい。

患者かんじゃの命いのちを守まもるために、医療いりょう従事じゅうじ者しゃ一いち人にん一いち人にんが、感染かんせん対策たいさくに向き合むきあわなければならない」と訴うったえました。

続つづいて、医療いりょう安全あんぜんが専門せんもんの名古屋なごや大学だいがく附属ふぞく病院びょういんの長尾ちょうび能のう雅みやび教授きょうじゅが、病院びょういん内ないで、院内いんない感染かんせんにつながりかねない事例じれいが先月せんげつまでに128件けんあったと報告ほうこくしました。

中なかには、患者かんじゃが感染かんせんしているおそれがあることを知しらず、対策たいさくが不十分ふじゅうぶんなまま診察しんさつや検査けんさが行おこなわれたり、患者かんじゃの治療ちりょう中ちゅうに装置そうちにトラブルが起おきたりしたケースもあったということで、長尾ながお教授きょうじゅは、「非常ひじょう事態じたいでも患者かんじゃ安全あんぜんをおろそかにせず、すべての職種しょくしゅ間かんでの情報じょうほう共有きょうゆうを徹底てっていすべきだ」と強調きょうちょうしました。