일본어 뉴스: 全盲の66歳女性放送大学を卒業 14年かけて単位取得香川

全盲ぜんもうの66歳さい女性じょせい放送ほうそう大学だいがくを卒業そつぎょう 14年ねんかけて単位たんい取得しゅとく香川かがわ

Sep 27, 2020 14:09

Furigana

テレビやインターネットなどを通をつうじて大学だいがくの教育きょういく課程かていを学まなぶ放送ほうそう大学だいがくの卒業そつぎょう式しきが高松たかまつ市しで行おこなわれ、14年ねんかけて単位たんいを取得しゅとくした全盲ぜんもうの66歳さいの女性じょせいが卒業そつぎょう証書しょうしょを受け取うけとりました。高松たかまつ市しで行おこなわれた放送ほうそう大学だいがくの卒業そつぎょう式しきには、卒業そつぎょう生せい35人にんのうち14人にんが出席しゅっせきしました。

このうち、香川かがわ県けんの小豆しょうず島とうに住すむ室崎むろさき若子わかこさん（66）は、生うまれたときから全盲ぜんもうで、27日にちは盲導犬もうどうけんの「タビラ」と一緒いっしょに卒業そつぎょう式しきに出席しゅっせきし、卒業そつぎょう証書しょうしょを受け取うけとりました。

室崎むろさきさんは小豆しょうず島とうでマッサージ師しとして働はたらいていて、友人ゆうじんに勧すすめられたのをきっかけに、平成へいせい18年ねんに放送ほうそう大学だいがくに入学にゅうがくしました。

そして、講義こうぎがあるときは盲導犬もうどうけんと一緒いっしょに船ふねで通学つうがくし、14年ねんかけて心理しんり学がくや教育きょういく学がくなど卒業そつぎょうに必要ひつような単位たんいを取得しゅとくしました。

室崎むろさきさんは卒業そつぎょう生せい代表だいひょうとしてあいさつし、「自宅じたくでの学習がくしゅうが思おもうようにできなかったときは、何なん度ども大学だいがくに電話でんわし、親切しんせつに教おしえてくれて、とてもうれしかったです。家庭かていと仕事しごとでは経験けいけんできない貴重きちょうな人ひととの出会であいを放送ほうそう大学だいがくで得えられたことに感謝かんしゃします」と述のべました。