上皇后さまは、
皇居の
宮内庁病院で
診察や
検査を
受けられた
結果、
大きな問題は
見つかりませんでした。
一方で、
微熱の
症状などが
続いていて、
宮内庁は
引き続き、
注意深く
体調を
観察していきたいとしています。
上皇后さまは、
去年、
乳がんと
白内障の
手術を
受けましたが、
新型コロナウイルスの
影響で
しばらくの
間、
手術後の
経過観察ができていなかったことから、
先月から
今月にかけて
合わせて4
回、
皇居の
宮内庁病院で
診察や
検査を
受けられてきました。
その結果、がんの再発などは見られず、大きな問題は見つからなかったということです。
一方で、微熱の症状や心不全の診断指標となる数値が通常よりも高い状態が続いているほか、体重の減少も十分に回復していないということで、宮内庁は引き続き、注意深く体調を観察していきたいとしています。
宮内庁はまた、同じ時期に診察や検査を受けられた上皇さまについても、特段の問題は見られなかったとしています。
上皇ご夫妻は、日課となっている朝と夕方の散策を続けるなど、お二人で規則正しい生活を送りながら、静かで穏やかな時間を過ごされています。