このうち京都府宇治市の京都アニメーションの本社近くにある写真スタジオでは、先月20日から募金箱を設置し、メッセージも募っています。
この写真スタジオは、京都アニメーションの従業員が利用することもあり、経営者の高岡里映さんが、地元の人たちの思いを会社に届けようと始めました。
これまでに、近くに住む人やスタジオを利用した人など、およそ60人が「がんばってください」、「京アニの名前を見つけると誇らしかった」、「作品から元気をもらいました」など、京都アニメーションへのメッセージを書き込んでいます。
10年以上にわたって京都アニメーションのファンで、メッセージを書いた東野真也さんは「京都アニメーションの作品は、見たことのある風景や何気ない日常が描かれていて、身近に感じられる作風が好きでした。なるべく早く立ち直ってほしいです」と話していました。
集まったお金とメッセージは今後、京都アニメーションに届ける予定で、高岡さんは「アニメファンや地元の人の愛が詰まっています。みんなが応援していることを、しっかりと伝えたいです」と話していました。