
「予選が良すぎたので自分を信じすぎたのかもしれない。またすぐに演技をやり直したいという思いだ」と話しました。
「非常に難しかった。米倉選手もすごくいいプレッシャーをかけてくれてたので、感謝している。前向きに捉えると、オリンピックで完璧な演技を出すための試練だったと思う。完璧な演技が先に出てしまうとオリンピックでそれを超えるのが難しかったかもしれない。ミスのあったほうが強い気持ちで練習していける」
「過去に3つのオリンピックに出てきたが、自分の生まれ育った国で開かれ、延期もあったオリンピック。特別だという以外に言いようがない。オリンピックがあるかないかは置いて、冷静にとらえると“特別”以外のことばが見つからない」 今大会で4回目のオリンピックになることについてー 「本当によく続けている。本当に体操が好きなんだろうなと思う。どんなに打ちのめされても心底、体操が好きで、体操を追求しての繰り返しだった。4大会もオリンピック行くとは思っていなかった。自分自身でも考えられない、すごいなと思う、冷静に」
「僕の中では練習でもっと理想に近い演技を何回か出したことがある。それを試合で出すことの難しさを改めて感じている。練習と試合は違うと分かっているし、1種目に専念したことも難しさを何倍にもしている。進化というより、練習でできていることが何で試合でできないのか、追い求める姿勢が大事だ。完璧が出ることはないと思っているが、そこは求めないといけないし追い求めた先を見てみたい。結果や点数よりそっちを追い求めたほうが、毎日の練習が楽しくなるという信念がある。昔から変わっていないことを今なお、強く思っている」 団体の代表メンバーが決まったことについてー 「今までの自分の経験を下の代に伝えていかなくてはいけないと思っているので、鉄棒以外のこともがんばっていきたい」
“本当に体操が好き”
“追い求める姿勢が大事”