アメリカ大統領選挙の
開票作業が
続く中、
民主党のバイデン
氏は5
日、
地元の
東部デラウェア
州で
演説し、「すべての
票が
集計されなければならない」と
述べ、
郵便投票も
含めて
開票作業を
進めるべきだと
改めて強調しました。
大統領選挙で
優勢に
立っているバイデン
氏は5
日、
日本時間の6
日午前6
時すぎに
演説しました。
この中でバイデン氏は「投票は国民が意思を表明する神聖なもので、すべての票が集計されなければならない」と述べ、郵便投票の集計をやめるべきだと主張しているトランプ大統領をけん制しました。
さらに、「民主主義は時として面倒なものだし、忍耐が求められることもある。ただ、その忍耐は政府による統治という形で建国以来240年間以上にわたって報われてきたし、世界中が羨むものとなってきた」と述べ、すべての票を集計することが、アメリカを支えてきた民主主義の根幹を守ることにつながると強調しました。
そのうえでバイデン氏は、「集計が終われば、私とハリス氏が勝つことは疑いようがない。すべての人に、平静を保ってほしい」と呼びかけました。