東京高等検察庁の
黒川検事長が
賭けマージャンをしていた
問題で
社員が
参加していた
朝日新聞社は21
日夜調査結果を
公表し、「
社員と
黒川検事長らが
この3
年間に
月に2、3
回程度マージャンをし1
回の
勝ち負けは1
人当たり数千円から2
万円くらいだった」としています。
この問題で、
黒川検事長が
賭けマージャンをしていたのは
産経新聞の
記者2
人と
朝日新聞の
記者だった
社員の
合わせて3
人だったことがわかっています。
朝日新聞社は21日夜社員から聞き取った調査結果を公表しました。
それによりますと、社員は緊急事態宣言が出たあと、合わせて4回賭けマージャンをしていたと認めました。
今月13日は産経新聞の記者と朝日新聞の社員が数千円勝ち、産経新聞の別の記者と黒川検事長が負け、1日は朝日新聞の社員が負けたということです。
そのうえで「4人はこの3年間に月に2、3回程度の頻度でマージャンをし1回の勝ち負けは1人当たり数千円から2万円くらいだった」としています。
また社員については3年前から編集部門を離れ、黒川検事長の定年延長や検察庁法の改正案など一連の問題の取材・報道に関わっていないとしています。
広報担当の執行役員は「緊急事態宣言中だったこととあわせて極めて不適切であり、おわびします。個人的な行動ではありますがさらに調査を尽くし適切に対応します」とコメントしています。
一方、産経新聞社も21日夜改めてコメントを発表しました。
「東京本社に勤務する社会部記者2人が取材対象者を交え数年前から複数回にわたって賭けマージャンをしていたことがわかりました。賭けマージャンは許されることではなく、また、緊急事態宣言が出されている中での極めて不適切な行為でもあり、深くおわびいたします。厳正に対処します」としています。